みなさんは今までに整体を受けた後に、症状が悪化した経験はありますか?
その時はどのように思いましたか?
ここでは
・なぜそのようなことが起こるのか?
・そうなってしまったときはどうすればいいのか?
・そうならないために必要な考え方は?
についてお話していきます。
まずは悪化する要素について
強い力でのマッサージ
一般的に整体に行くとおこなわれるのが、マッサージになります。
適正な力であったり、優しい力で行えば大きな問題になることは少ないのですが、物足りなくて強いマッサージを求める方もおられます。
マッサージとは筋繊維をほぐす目的としてはポピュラーな手法ですが、力加減を間違えたり固いからといって強い力でやりすぎてしまうと、逆に筋繊維を壊してしまったり骨組織にダメージを与えることがあります。
この筋繊維や骨組織にダメージが入ってしまうのがいわゆる「もみ返し」といわれるものです。
また、強い力で施術を受け続けると脳の認識でも強い力でないと物足りなくなってしまい、いくらも揉まれても少しの間は楽になるけど、すぐに硬くなるということを繰り返してしまいます。
電気治療
整骨院で行われる基本的な治療の一つです。
一般的な効果としては損傷部分の炎症を抑えたり、回復を促すなどの効果があります。
しかし、強すぎる刺激を入れすぎたり組織の損傷がひどいと、一時的に紛らわすことで改善させたりなどを行う為、人によっては治療後に悪化するケースがあります。
矯正・カイロプラティック
関節のゆがみを取るために行われる治療です。
一時的に強い力を加えて、関節をボキッと鳴らす治療といえばわかりますかね?
患者さんによっては、この話を聞くだけで怖さを覚える人もいます。
治療効果としては瞬間的に関節のゆがみを取るので、スッキリするといわれる方もいらっしゃいます。
ただしかなり強い力が瞬間的にかかるので治療後に痛くなるケースが多いのも事実です。
当院では・・・
当院では、このような治療法を選択することはありません。
当院で行う一野式筋肉骨調整法は非常にソフトな力で骨の形を整える治療法を採用しています。
ですので受けられた方のほとんどは、そういった好転反応が出ることはありません。
症状を改善するために、強い力で抑え込もうと考える方も少なくありません。
ですが、強い力というのは必ず反発します。
実を言いますと早期に体を改善させるためには、体にストレスを与えすぎては逆に体に負荷がかかるため改善が遅くなり、最悪の場合治らなくなるケースもあります。
改善していくにもプロセスがあるので、きちんとそれに沿っていくことで問題なく改善していきます。