みなさんこんにちは。
今日もブログへの訪問ありがとうございます。
今回はスポーツ障害の一つ鵞足炎についてお話します。
今回はスポーツ障害の一つ鵞足炎についてお話します。
運動を頻繁にするような方でこのようなことでお困りではないですか?
・膝の内側が痛い
・膝のお皿の周りが痛い
・膝が腫れている
・長時間歩いたりランニングすると痛い
・膝の屈伸ができない
このような症状でお困りの方もしかして鵞足炎になっているかも!?
ちなみにみなさんは鵞足炎って聞いたことありますか?
あまり聞きなれない名前だとは思いますのでまずは簡単に説明します。
鵞足とは、膝関節の内側やや下方にある筋肉の付着部(縫工筋・薄筋・半腱様筋)が付着する部分で、その筋肉の付着の仕方がガチョウの足に似ていることからそのよう
に呼ばれています。
鵞足の役割としては走ったり、踏み込んだりする際に膝が内に入る動きを支える役割を持っています。
鵞足炎とはこの部分で炎症を起こしてしまい痛みを出すものをさします。
では何が原因で鵞足炎という症状が起こるのでしょうか?
- 過度な練習で走り過ぎや膝を曲げることが多いと、鵞足部への摩擦が多くなり鵞足炎の原因となります。これらは『オーバーユース』と言います。
- 硬い路面を走っている。
- クッション性の悪い靴を履いている。
- トレーニングで階段昇降をやりすぎ。
などが原因で鵞足炎が起こります。
また鵞足炎をおこしやすい人には足の形に特徴があります。
X脚
膝が内側にくっついて、足首が離れているような足をX脚といいます。
X脚では鵞足部によりストレスがかかりやすくなります。
回内足
後ろからみて踵の骨が内側に倒れている状態を回内足と呼びます。
回内足となると膝にも影響を及ぼし、膝が内側に入りやすくなってしまいます。
ニーイントゥーアウト
スクワット動作やジャンプの着地の際に膝が内側に入り、つま先が外を向きやすい場合はX脚、回内足と同じように鵞足へのストレスを強めやすくなります。
これらの要因が重なり合うことで鵞足炎を発症してしまいます。
ではこの鵞足炎、治療法としてはどのようなものがあるのでしょうか?
①サポーター
②干渉波・電気治療
③マッサージ、指圧
④湿布、痛み止め
⑤アイシング(患部を冷やす)
⑥ストレッチ
一般的な治療法としてはこのようなものが挙げられます。
それぞれ「痛みを取る」ことに関してはいい治療法だと感じています。
しかし痛みを取る=対症療法ということです。
対症療法とは痛みが出ている「結果」にアプローチをすることです。
つまり痛みが出る「原因」にはアプローチをしているわけではありません。
痛みを取ることだけがゴールなのであればその治療法でも構いません。
しかしそうすると体の使い方や、運動のクセなどがそのままになってしまっているので再発するリスクはかなり高いです。
大事なのは「痛みを取る」だけでなく「再発させない」ことが重要です。
「再発しない」ということは治る(治癒)ということです。
つまりただ「結果」にだけアプローチするのではなく、なぜそうなったのかという「原因」に対して治療することが本当の治療です。
鵞足炎になる原因は使い過ぎだけでなく、体の使い方にも問題があります。
つまり歪んでいる骨格・骨を正しい形にしてあげなくてはいけません。
身体の中心にある骨が歪むことで付着する筋肉にも必ず負荷がかかります。
また、関節は骨と骨の連結で構成されており、その骨が歪んでいると関節の動き自体も歪んで正常な動きができなくなります。
間違った体の使い方で負荷をかけすぎてしまうことが鵞足炎を発症してしまう要因です。
このような話を聞くと、
「骨格や骨が歪んで変形しているのだから治らないのでは?」
そう思われるかもしれませんが、ご安心ください!
当院で行う「一野式筋肉骨調整法」は骨の歪み変形を治していくことを得意とする治療法です。
他にはない画期的な治療法です。
鵞足炎はしっかりと原因を見つけ出し治療すれば必ず改善します。
・今まで治療しても改善しなかった
・同じ痛みを繰り返している
という方たちはきちんと原因に対してのアプローチがなかったからです。
しっかりと改善して楽しい人生を過ごせれるようにしましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。